神社へのお参り

初詣、厄除け、神前式、七五三祝い・・・など、
わたしたちが神社に行く目的はさまざまあります。日本には約8万社の神社が所在していることもあり、家の近所にあったり、子どものころに大人に連れられて行ったり、私たち日本人にとっては当たり前の存在といえます。そんな神社の起源や特徴について見てみたいと思います。

 

 
まず、私たちは神社に行って何を拝んでいるのでしょうか。
古来は、山や森、岩など自然物に神が宿るとされ、それらをご神体として神社がつくられたという経緯があり、自然物を拝んでいるとも言えます。このことから、今でも拝殿や本殿の背後には、森が残されていることが多いです。ほかにも、鏡をご神体としてお祀りする神社もあります。これは、日本神道において最上の神である天照大御神が太陽神であることから、太陽を象徴する鏡をお祀りしています。
自然物にしても鏡にしても、神が宿るものとして拝んできたのです。
 
次に、実際に神社に行くときはどのように参拝すればよいでしょうか。
参道に入りますと、なるべく真ん中を歩かず、神様の通り道をあけておきます。
手水舎で手を清め、拝殿前に行きますと、賽銭を下から丁寧に投げ入れます。
その後に、二礼・二拍手・一礼。
二拍手のとき、音を立てて手をたたくのがポイント。神様への敬意を示すことになり、神様に自分の存在を知らせることにもなると言われています。また、手を合わせるときは、右手の指先は少し下にずらすと良いそうです。
 
最後に、祭神(さいじん)について触れます。
祭神とは、神社に祀られている神様のこと。古事記や日本書紀に出てくる神様を祀る神社が代表的ですが、中には徳川家康を祀る日光東照宮や、国のために戦った戦没者を祀る靖国神社など、様々な対象を神として祀っていることも特徴的です。
1つの神社で複数の神様をお祀りすることも一般的で、様々な神様が対立することなく同じ場所にいられることは平和的な印象を受けます。

 

 
繰り返しにはなりますが、日本には約8万の神社があります。それぞれの神社には異なる起源があり、異なる神様が祀られています。そして、神様への敬意を示す意味での参拝方法もあります。身近に見えても詳しくは知らなかったという方もいらっしゃるかもしれません。今後神社に行く機会があれば、この神社の由緒は? 祭神は?と、これまでより一歩踏み込んだ参拝をしてみてはどうでしょうか。

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風狂がかたちづくるもの

失われつつあるかつての日本の精神をヒントに、一見だれも気に留めないようなワンシーンを切り取り、既成概念にとらわれない自由なかたちで表現します。

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